Google
WWW を検索 サイト内検索
悩みのカテゴリ :
インフォメーション :
トップページ > お役立ち情報 > 離婚を考える時にするべき事

離婚を考える時にするべき事

離婚を考える時にするべき事

離婚を考え始めた時にあなたがやるべき事とは何でしょう。慰謝料をスムーズに取るための方法を特集!

■ 目標を決める

まず考えるのはあなたは何を目指すかという事です。

 「仲直りしたい」
 「浮気相手と別れさせたい」
 「離婚したい」
 「慰謝料を請求したい」
 「別居したい」

何をするにもまずは明確な目的と意思を持たなければ行動に移ることはできません。もちろん相手の態度や状況の移り変わりによっては目標も流動的になりますが、それは感情的になり適正な判断が付かない可能性や、ただ単に相手に丸め込まれているだけの危険性もあります。「私は○○したい!」まずは自分の意思をはっきりする、そこから決めていきましょう。

■ 離婚の決意

誰よりも愛し誰よりも信頼していた相手の裏切りは許すことの出来ないとても深刻な問題です。「離婚」という単語は誰でも真っ先に思い浮かべる事なのですが、その手段はもっとも最後に下す決断であり、そうなった後の出来事までよく考えなければいけません。実際に離婚した方々がまず直面するのは当面の生活費と今後の収入の問題です。当然夫からの収入が途絶えるわけで、自分自身の就職や子供の事を考えて離婚を思いとどまっている場合もあります。やはり離婚する以上はきっちり慰謝料を取って、ある程度のゆとりを持たなければとても暮らしていくことは出来ません。では慰謝料を取るにはどうしたら良いのでしょうか?

■ 慰謝料を請求する

離婚の理由の中には全く慰謝料が取れないケースから高額の慰謝料が取れるケースまで様々あります。では実際にきっちりと慰謝料を取るためにはどうすれば良いのでしょうか?高額な慰謝料が期待できる離婚理由としてはDVと不貞行為が考えられます。しかしこれらはただ単に申し立てれば認められるものではなく、事前に準備をしっかり行い裁判官の心証を獲得できる証拠を積み重ねなければなりません。DVや不貞行為は証拠として採用されるには厳格な法律上のハードルをクリアしなければなりません。それは素人が生半可な技術や知恵で得られるものではなく、証拠収集に精通したその道のプロに依頼をする必要があります。また、状況によっては一つの理由だけでなく複数の理由を調査し組み合わせるなどの技術も必要となります。

■ 離婚原因の証拠を押さえる

将来、配偶者の不倫を元に離婚裁判や損害賠償請求を行う場合、ある一定の要件を満たす証拠が必要となります。法的には浮気・不倫といった言葉は使わず不貞行為と表現し、不貞行為の立証には「配偶者の性交の存在を確認できる、もしくは推認できる証拠」が必要です。

→ 証拠1 配偶者と不倫相手の手紙
不倫相手との手紙の内容だけでは、なっても状況証拠がいい所で直接的な証拠にはなりません。それは「配偶者の性交の存在を確認できる、もしくは推認できる証拠」としてはあまりに根拠が薄いためです。「愛している」「またHしようね」といった文章があったとしても「冗談だ」「擬似恋愛だ」と言われてしまえばそれ以上は追求できないのです。

→ 証拠2 配偶者と不倫相手のメール
メールに関してもやはり手紙と同様に根拠が薄いと判断されます。またメールの場合は手紙のように筆跡や指紋が残らないため偽造されている可能性もあり、最近では誰から送られたかも偽造できるようになっています。メールもやはり良くて状況証拠止まりだと考えられます。

→ 証拠3 配偶者と不倫相手の電話の盗聴
状況によっては盗聴が犯罪になる事もあり、裁判で証拠として採用されないばかりか相手に刑事告訴される可能性もあります。また技術的な面でも素人が行った場合、発覚する恐れがあるのであまりお勧めできない証拠収集だといえます。

→ 証拠4 配偶者と不倫相手のデート写真
配偶者が隠し持っていた不倫相手とのデート写真は直接的な証拠にはなりません。やはり不貞行為を立証するうえで一番大切なのは「性交を確認・推察できる証拠」であり、デート写真だけでは交際だけだとみなされてしまいます。

→ 証拠5 配偶者と不倫相手の性交時の写真
最近では特に携帯のカメラで性交の様子を記録している場合が多くあります。この場合は明らかな不貞行為と判断されるため有力な証拠となります。ただしその際に大切なのはただ単に抱き合っているのではなく裸の状態で抱き合っているということです。裸の二人が同じフレーム内に入っていればもう言い訳は出来ません。

→ 証拠6 配偶者と不倫相手の目撃情報
友人などが不倫現場を目撃した場合は証拠となるか微妙な判断となります。ただ単にデートしているだけなら証拠にはなりませんが、ホテルに入る姿を目撃した場合は状況次第では有力な証拠となりえます。しかしそれには細かな確認が必要となるため各ケースごとに弁護士への相談が必要となります。

→ 証拠7 配偶者と不倫相手の調査を探偵に依頼した
探偵は裁判で有力な証拠となりえる物を熟知しているため、非常に効果的な証拠収集活動が期待されます。一番の証拠となるホテルへ出入りする姿を探偵は狙います。これは個人でやろうとしても上手く行くものではなくプロへの依頼が必要となります。